カルーアの魅惑的な
風味はこだわりのコーヒー豆と
良質のスピリッツから作られています。
「カルーア(Kahlua)」はアラビア語でコーヒーを表す俗語「カワ(qahwah)」からきています。
1936年の誕生以来世界各国で親しまれているコーヒーリキュールです。

コーヒーについて
カルーアのふるさとはメキシコでも有数の高品質コーヒー豆の産地として有名なベラクルス州。
山中で栽培し人の手で選別された、アラビカ種コーヒー豆を100%使用しています。
メキシコでも有数の高品質コーヒー豆の産地として有名なベラクルス州。
高い標高(900~1,400m)の山間で、伝統的な栽培法(日陰栽培法)で育てられたコーヒーの実はやがて完熟し、
カルーアの原料のコーヒー豆になるのです。
- STEP1
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収穫
原料のコーヒー豆は、ベラクルス州の高地で10月から3月の収穫期に手摘みされます。
収穫された完熟した高級品種アラビカ種の赤いコーヒーの実から果肉を取り除いて加工し、一般にコーヒー豆といわれる部分を取り出します。
その生豆を乾燥させ、“ハスク”と呼ばれる薄い外皮を取り除くと、焙煎前の下ごしらえが完了します。
- STEP2
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生豆を休ませ、焙煎
カルーアは焙煎から挽き、コーヒー抽出まで一貫管理しています。
乾燥させた生豆を麻袋で約6ヶ月間寝かせることで、理想的な味わいになります。その後カルーアの工場に運び、少量ずつ焙煎します。
- STEP3
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豆を挽く
焙煎後、カルーアに最も適した風味を引き出す細かさに豆を挽きます。
- STEP4
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コーヒーを淹れる
大きなエスプレッソ・メーカーのような抽出機で挽いた豆を水と合わせ、コーヒーを作ります。
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サトウキビのスピリッツについて
カルーアの魅惑の味をつくるのに欠かせないもうひとつの原料が、ベラクルス州で育ったサトウキビから作られるスピリッツです。
- STEP1
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栽培
ベラクルス州は、年間を通じて温暖な気候で適度な雨量があり、メキシコ全体の生産量の40%を占めるさとうきびの産地です。
- STEP2
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収穫
ベラクルス州の高地で作られた高品質のサトウキビを収穫した後、茎の部分を粉砕し、搾り汁を集めます。
- STEP3
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抽出
サトウキビの搾り汁を煮詰めて砂糖を抽出する際に、モラセス(廃糖蜜)という副産物ができます。
- STEP4
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発酵・蒸溜
モラセスに酵母菌と水を混ぜ合わせたものを48時間ほど発酵させ、蒸溜し、規定のアルコール度数に達したら良質のスピリッツの完成です。
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製造工程
カルーアのこだわり。
厳選されたコーヒー豆から作られるコーヒー抽出液に、高品質のサトウキビから作られるスピリッツのほか、バニラやカラメルなどを混ぜ合わせ、8週間休ませてから、ろ過・瓶詰して出荷されます。
生豆の状態で調達
生豆の状態で調達し、この段階で不良品などを排除。カルーアにとって完璧な豆だけを調達。
焙煎
カルーアに最適な香りや味わいを引き出すため、少量づつ丁寧にミディアムローストに焙煎。
粉砕
焙煎後、カルーアのフレーバーを最大限引き出す細かさに豆を挽きます。
抽出
大きなエスプレッソ・メーカーのような抽出機で挽いた豆を水と合わせ、カルーアのフレーバーを最大限抽出。
ブレンド
バニラやアルコールとブレンドすることで、カルーアの味わいが完成。
ボトリング
ボトリングされて、全世界に出荷されていきます。
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カルーアの歴史
70年以上も前に完成した
魅惑的なレシピのカルーアは、
今もなお世界中の人々に愛されています。
- 1936年
- カルーアの物語は、1936年にメキシコで生まれました。
“カルーア(Kahlua)”とは、アラビア語でコーヒーを表す俗語“カワ(qahwah)”と言われています。
※俗語はカワ(Qahwa)、カフワ(kahua, kahwa, kaffa, kahoueh)等もある。
- 1955年
- ホワイト・ルシアンというカクテルが、1955年にカリフォルニア州オークランドで発生。
カルーアを中心にした乳白色のカクテル、ブラック・ルシアンと組み合わせたクリームは絶妙な美味しさです。
- 1977年
- B-52ショットというカクテルが欧米を中心に流行する。
1977年にカナダのカルガリーで作成され、瞬く間に世界中に広がる。
- 1980年代
- 世界ナンバーワンのコーヒーリキュール
80年代には、カルーアはコーヒーリキュールとして世界でナンバーワンになりました。
- 現 在
- カルーアはユニークな歴史背景を持つブランドであり、コーヒーリキュールナンバーワンであり続ける、
品質に裏打ちされた、世界中で愛される、美味しいお酒・リキュールです。